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Weekly Teinou 蜂 WomanにUPした記事内テキスト抜粋Blog

ブルマー食い込ませオシャレ

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帰宅してカツオでも食べようかと思っていたところ、元後輩らからお誘いがあった。うちの近くで飲んでると言うし、初体験でもいっちょ語ってやろうか(当日は生まれて初めて整体に行った)と行ってみると、
「さて本題にはいりましょうか……」
と真顔で語りだしたのは後輩の方で、なにが本題なのかと思ったら、
「ブルマってどう思いますか?」
ということらしい。今、彼ら若者の間では大問題なんだということだった。

ことの真相は、
「女子バレーのブルマーは、いつからジャージ(パンツ)みたいなのになったのか。あれはずるいのではないか」
ということと、
「僕、小学校6年生まで体育のとき、男女いっしょに着替えていたんですけど、見ないようにするのが大変ですよ」
という、一部ブルマとはかけ離れた大問題であった。いや、前者はずるいもなにもどうでもいいし、後者はもはや過去の話である。なにが大問題なのか。

私は、ちょうちんブルマからナイロンへ移行していった時代の目撃者だが、その話はとくにしなかった。それより、ブルマといえば話したいことがあったのだ。

中2の頃だったと思う。フツーのブルマを、足を長く見せるために股間に食い込ませ、超ハイレグにして履いていたオシャマな友人がいた。水着のハイレグなどもまだなかった時に、あれは斬新だった。

「ねえ、ブルマ、食い込んでるよ」
というと
「うん、わざとやってるの。足が長く見えるから」
と言う。仰天してしまった。正面もするどい三角形だったが、バッグはもっとすごい。そのときの授業は球技で、テニスをするたびに尻に食い込ませたブルマがズンズンあがっていく。最後にはヒモみたいになって、今で言うところのTバック、当時はそんなものは皆無だったので、私から見えればもはやふんどしである。

彼女自身は幼少時からバレエをやっていたし、結局はダンサーになった。そういうことはあまり気にするようなものではなかったかもしれないけれど、ドシロウトにしてみりゃもう下半身丸出しも同然だ。どうかしてると思った。

 

「痛くないの(マンコが)それ、ねえ、(マンコ)痛くない?」
あまりに執拗に訊いてしまったために、プンプンしてしまい、しばらくクチを聞いてもらえなかった。ええぇ……これ、私、悪いんですかっ!


……と言う話を延々と語ったんだが、後輩らにもあまり響かなかったらしく、ふ~ん…まあ、ブルマは永遠の憧れですよね、ということだった。

いや、あれ、実際見たらビックリするから!

 

といいつつ、50になった今でも、バルーンミニスカートこと提灯スカートなんかを履いている。おそらくこれも、他人からみたらどうかしてるんだと思うがあまり気にならない。気になるのは私が食べ損ねたカツオのことだ。あれをどうにかしてほしいと思う。