やる気がゼロになったときのコラム 歴史的VIを超えるものなし

貯める金


「貯金してないの?」
と訊かれたので
「ないっ! したこと一度もない。知らない間にお金が増えてたことならある」
と開き直ったら
「江戸っ子…」
と言われて、たぶんこれはホメられている。
モノは言いようだし、モノゴトは捉えよう。





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hakoniwa


10年前まで、綿菓子やりんご飴、羊羹の包装たちが、モダンになる日がこようとは思ってもいなかった。

もちろんデザインがよければ即「売れる」というわけではないし、「良い」もまた千差万別だ。

ターゲットを絞って、それにマッチしたこだわりの質、値段、デザインにしなければならない。
一般的な考えや嗜好がまったく理解できないわけではないけれど、自分とはズレがあるので作る側になるのはむずかしい。

「売る」一直線ならいいのだが、そこに少しでも「作品」という概念を注入してしまうと、どうしてもプライドのようなものがジャマをして私にダメ出しをする。緊急地震速報のアラームがごとく猛烈な大音量が鳴りひびいて耳をつんざく。動きを止める。

そうしてまた「あーめんどくさいな~」と本に手を伸ばしたりビデオを観たり、バスに乗って友達の家に行ったりして、脳のギアを完全にニュートラルにしたままダラダラと坂を下ってしまう。老舗のお菓子やさんの、ロングランレトロパッケージを超えるものなんか一生作れないぞ、そう思いながら、私はきっとブレーキを踏まない。行き止まりのブロック塀にぶつかるまで、ブレーキを踏んでギアを入れ替え、そうしてバックするようなかしこいマネなどできっこないのだ。


買物は怪物

※すさまじいやる気のなさとひらきなおりですね……(すでに立ち直ってます)