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Weekly Teinou 蜂 WomanにUPした記事内テキスト抜粋Blog

インフルエンザこわいこわい病

あけました おめでとうございます。

年末のインフルエンザが尾を引いてなかなか過活動できなかったものの、昨日の夜あたりから「おや? 完治したかも」とやたら張り切ってしまい、今日は早起き。

「いや〜早起き、いいな〜Twitterのタイムラインも心なしかさわやかだな〜」などと思って時計を見たら、針は11時を指していた。別に早起きでもなかった。

今年の年賀状です。



エンボスに!


箔押し!


気合いを入れた。
なぜなら広告のひとつでもあるので。
あくまでも個人的ではあるものの、差し障りはないので残った分だけはちみせでお買い上げいただいた方にも配布した。もうないけど。

ついでと言ってはアレだけど、昨年末は、はちみせ用に名刺も新調したのだった。
こちらも気合い入ってるので見てくれ。



角度や天気や照明によって、色が変わるのである。





なので、渡すときにはやたらと振り回すことになり、場合によっては異常者と認識されてしまう恐れもある。



インフルエンザこわい

やっと完治したインフルエンザについて書こうと思う。昨日の深夜、友人の一人が罹患したことをTwitterで知った。しかもわたしとタイプが同じA型だ。(年末年始に会ってはいないので流行っているんだろう)

インフルエンザはわたしが日頃から恐れている感染症である。なぜなら病気ごときで仕事を休みたくないからだ。イヤ待て。これだと勤勉だと思われてしまう。正しくは病気以外で仕事を休みたいから。
勤続20年のうち、インフルエンザとノロウイルスに罹ったときしか病欠で会社を休んでいない。軽い風邪や頭痛などの体調不良はあるし、ほぼ毎日風邪薬を飲んでいるけれど、じっさいのところはもしかしてわたしは健康なのでは……? というか、勤務先で寝ていられるという環境にあったことが大きいのかもしれない。遅刻はした。大いにした。したけれども何が何でも出勤するという、まさに「這ってでも行く」をモットーにしてきたのだった。モットーというか、完全に後付けではあるけれど。

そんな「インフルエンザ怖い病」のわたしが、必然としか思えないシチュエーションでインフルエンザにかかってしまった。



その日は早くから所用を済ませ、外出ついでにいいかげん国保に入らなくっちゃと思い立ち区役所に出向いた。行ってみたら月額6万円も支払わなくてはならないという。思わず「はあ〜? 」と口に出た。しかも大声で。みっともないなと思ったし、言ったからといって減額されるはずがないのは知っている。しかし人間たるもの、ここで大声を出さなければいつ出すという勢いにまかせた。なにしろ6万円といえば、地方の一人暮らし家賃分くらいだ。餓死するぞこれは。国保のために働いてるといっても過言ではない額ではないか。

あまりのショックでカラダが拒否反応を示し、咳を連発して過呼吸のような症状が出る。狼狽してTwitterでは「国保傷心体調不良」とつぶやく始末だった。その日は友人と晩ごはんを食べる約束をしていたけれど、これは少し落ちつかないと……といったん帰宅。1時間後にまた出かけた。

骨董品に囲まれた静かな(かつ美味な)店で、数年前にインフルエンザにかかったときのことを友人に話した。
丸々10日間寝込んだ悪夢のような日々。目が覚めても、朝か夜か何時なのか、現実なのか夢なのか、朦朧としてさっぱりわけがわからない。けれども、インフルエンザは希望があるからマシである。今耐えればやがては完治するという確信がある。本当にインフルエンザにはかかりたくないけれど、でも希望があるので! かかりたくないけども! でも希望が! と熱弁し、 明日は予防接種に行かないと。で、締めた。国保もゲットしたじゃないか。

そして我々は高円寺で、カラオケ客引きのお姉ちゃんにまんまと乗っかって名前も知らないカラオケボックスで2時間ばかり歌い納めたのであった。帰路でツイートしたのが以下。

国保月6万と聞いて過呼吸みたいにずっと息が苦しくなってしまいましたが、カラオケで歌いまくったらだいぶ良くなりました☺️🎤

良くなってない。良くなってないんだよ……。
その日の夜からみるみる悪化。翌日には、老婆のリハビリみたいな動きで病院へなだれ込み、見事「インフルエンザですね」の烙印を押されたのであった。

ごらんのとおり、思えばたくさんの伏線がありこれが男女であれば出会うべくして会った抗えない運命と言わざるを得ない。けれどもインフルエンザは男ではありませんし……。というか人間でもないので……。

ここまで書いたら思い出してヒヘーしてしまった。その後というか間髪開けずにカラオケに行った友人、そして数日後にまんまと息子にも感染して現在に至る。

なにはともあれ、健康ですこやかに過ごしたいものですね〜というのが年が明けての思い。肉体と精神のすこやかさ、それさえあればあとのことはたいていどうでもいいのでは…とさえ思えてくる松の内でありました。

今年もどうぞ。なにとぞ。