WTBW Text Blog

Weekly Teinou 蜂 WomanにUPした記事内テキスト抜粋Blog

老舗ってなんだろう。私が決めた和菓子の老舗10店

昨日のこと。




ピカピカになった水天宮で、老舗の"とらや"の話をした。
頭に浮かぶとすぐ口にしてしまうので、なぜ髣髴としたかなど考えてもみなかったのだけれど、
「建て替えられた水天宮を見て(とらやのことを)思い出したんでしょ」
と言われて、(あ、そうなんだ?) とひとごとのように思った。

そして、私がこの数年密かに感じているとらやへの違和感をものの見事に言語化してくれた。
「それです!」
とひざを打つ。

進化するのは大切なことだ。生き残っていくためには必要だし、金を儲けることが悪いことだとは思わない。

けれども、職人や味より、イメージで売るようになったら、もはやそのブランドから老舗の持つ大切な意味が(私的には)なくなってしまう。そこにはもう戦略のうまい企業、それだけしか残らない。


大好きな九重本舗 玉澤の霜ばしらなどは、そういう意味でもすばらしい銘菓だとつくづく感心する。どうせなら空也の5代目みたいに、新たにブランド(空いろ)を作り上げるならアリだと思うがどうだろう。

以下、都内で伝統の味と守り続け、(対外的に)成功もしている老舗を数店紹介する。私はスイーツ女子ではないし、ちょっと思いついただけなのでまだまだあるだろうけど。基本和菓子が好きだからそちらがメイン。

順不同です

空也 もなか

長命寺 桜餅

言問団子 言問団子

群林堂 豆大福

清寿軒 大判どらやき

ルコント フルーツケーキ

竹むら あげ饅頭

天野や 甘酒

あさくさ梅源 きんつば

しろたえ レアチーズケーキ

きんつば、豆大福、どらやきなど、正直苦手なお菓子なのに、このお店のだけは特別。おいしく食べられるという店もある。
 

f:id:asobi:20180509194603j:plain

 

もちろん、大成功とまではいかないまでも、伝統を守りつつ営んでいる和菓子屋さんもたくさんあるだろう。一切の情報を払って、自分の舌だけでおいしいと思えるお店も、今後開拓していきたい。